院長の独り言 79 ; 外来種の駆除について

アメリカザリガニの誕生悲話の話 ( 院長の独り言 74 ) を前のブログで書きましたが、西洋タンポポと同じように、アメリカザリガニは『外来種』と言われて、本来、日本に昔から存在してきた『在来種』とは違い、何となく嫌われ者です。

動植物の『外来種』は二千種類以上存在するそうですが、その中で、駆除しなければならないほど日本の生態系に悪影響を及ぼすものは大変少ないのです。

殆どの『外来種』は、放っておいても増殖する事も無いし、死に絶えてしまうのも多いのです。

たまたま、日本の環境に馴染む事が出来たり、周りに天敵が存在しない時にだけ増えるのであって、殆どの『外来種』は我が国全体でみると、それほど悪い影響を与える事は無いと思われます。

強いて言えば、アライグマ、カミツキガメなど人に危害を加えたり、ブラックバスやピラニアなど沼や湖のフナなどを食べつくしてしまう外来種は、数の多少を問わず駆除する必要が有るかもしれません。

それより、駆除しなければいけないと云えば、その代表は多分、ハシブトカラスではないかと思います。

ハシブトカラスは勿論、『外来種』では有りません。

随分前のブログ( 院長の独り言 35  )で書いたのですが、スズメの激減は間違いなくハシブトカラスのせいだと思うのですが。

カラスがスズメの巣を襲い、卵を食べてしまうのではないでしょうか。

個人的な意見ですが、カラスはある程度間引いたほうが良いと思うのです。

ハシブトカラスには気の毒なようにも思いますが、このままこのカラスが増えていくと、本当にスズメが日本から消えてしまうかも知れません。

なにしろ、ハシブトカラスは増えすぎです。

最近は、人にも危害を加えると新聞にも出ています。

『あちらが立てばこちらが立たず』、世の中、辛いところですネ。

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