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院長の独り言 457 :異常気象

本当に暑い日が続きます。

八王子で開業して50年近くになりますが、毎年、何日かは、夏に35度の暑い日もありましたが、精々、一日か二日程度で、連続して一週間も十日間も続くことは今までに経験したことがありません。

西日本では大洪水も加わり、心からの同情を禁じ得ませんが、こちらは暑くて暑くて睡眠不足に成りそうです。

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平安時代の頃は、皆さんご存知のように、十二単(じゅうにひとえ)を着ているのが見られるように、一年を通して比較的暑い日が少なかったように思えます。

その後の時代も、今年ほど異常に暑い夏は無かったと想像出来ます。

なぜなら書物に残っていません。

日本人は昔から几帳面ですから、異常な事が起これば、何事も常に書物に残しているからです。

今年の夏のような暑さが続けば、必ず書いて残している筈です。

それが無いと云う事は、このような異常気象は起きていなかったのでしょう。

我が国だけでなく、今年は世界中で異常気象が起きているのだそうです。

アメリカも中国も豪雨が続き、大洪水が発生、多くの家屋が被害に合っています。

一方、ヨーロッパでは日照りが続いて、農作物に大きな被害が起きているそうです。

地球温暖化が話題になっていますが、地球や火星のようないわゆる惑星は、何と言っても、親星である太陽の影響を常にモロに受けています。

太陽の内部では超巨大な原子爆弾が常に爆発しているのです。

内部の爆発がほんの少し活発化すれば、惑星に与える影響は我々が想像する以上に強烈であると想像出来ます。

皆さんがよく耳にする太陽の黒点の増減、いわゆる核反応が少し増えたり減ったりしただけで、地球の気候が驚くほど寒くなったり暑くなったりするのです。

今年の太陽は内部の動きがどのように変化しているのでしょうか。

とても心配です。