院長の独り言 245 ; おじさんだけの小旅行に出掛けました

ブログで何回か触れましたが、医局時代の仲間4人と1年に1回、毎年6月に、温泉地などの旅館やホテルを、4人で順番に予約当番をして、1泊2日の小旅行をしています。
初日の夜に宴会を開き、医局時代の出来事、例えば、研究で胃を痛めた話や、成績の芳しくなかった学生が立派な歯科医になって活躍しているなどなど…、四方山話を楽しみ、翌日はゴルフをプレーするのが恒例になっています。
4人は、丁度、同じ時期に、東京医科歯科大学歯学部第三保存学教室の文部教官(助手)として勤務し、苦楽を共にした生涯の友なのです。
この『4人の会』は、平成元年が初回でしたので、今回が23回目になります。
よくぞ、この会が23回も続いたものだと、4人で先ずは乾杯!
実を言うと、家内には、『ゴルフをするのに梅雨時にプレーするなんて、ワザワザ、雨に濡れに行くようなものだ…』と毎年、呆れられているのです。
私はゴルフをプレーするより、皆で集まって、一年振りに色々と雑談するのが楽しくて、それが目的で参加しているのです。
勿論、皆の元気な顔に会いたいのは、当然です。
加えて、梅雨時は観光地が空いているので、却って、厚遇されると云う利点があります。
旅行の前後は、雨の日が多いのに、不思議と当日は、殆ど雨にやられた事がありません。
余程運が良いのか、我々4人の普段の行いが良いのか定かではありませんが、23回のうち傘が必要だったのは、たった2回だけなのです。
雨の降らないという迷信のある日、例の東京オリンピック開幕日の10月10日に集合日を変更したとしても、このような好結果になったかは疑問です。
今年も当然のように、旅行の2日間だけは、薄日の差す好天に恵まれたのでした。
雨の神様が、たった4人のお祭りが終わったのを見計らったように、2日目の夕方の帰途である中央道では、雨が降り出してきたのでした。
毎回、ゴルフを終えてからは、風呂で汗を流した後、暫く皆のスコアーを見比べながら、反省会をするのが決まりになっているのです。
4人のうち、K先生とT先生は、かつてはシングルプレヤーだった程の腕前です。
もう1人のI先生も、ハンデ13となかなかの腕前なのです。
小生はと云うと情けない事に、ハンデ23が最高でした。
23回のうち、前半は、常にK先生とT先生のトップ争いでしたが、還暦を超えた後半は、I先生と小生も善戦するようになってきたのです。
今回の成績もT先生が98、私が100、I先生は104、K先生が105と云う結果でした。
70歳を超えると、ゴルフは皆同じ程度に、言葉を換えれば、歳を重ねるにつれて、ゴルフは下手くそになるようです。
『もう、止めようか…』と言いつつ、4人が皆、元気なうちは、来年も頑張ると云う事でお開きと相成りました。

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