院長の独り言 219 ; 宣伝活動の大切さ

4月12日の火曜日から、小生の大好きなプロ野球の開幕です。
仙台がホームである楽天イーグルスは頑張ってロッテマリーンズを破り、また小生の贔屓(ひいき)チームである読売ジャイアンツも勝利したので、翌日のスポーツ新聞を見るのが楽しみでした。
日本のプロ野球チームの名前を見ていると、その時代、時代に活躍している会社が手に取るように分かります。
勿論、プロ野球に参入している会社だけの話ですが。
一方で、衰退していく会社も良く分かり、会社の栄枯盛衰がチーム名に有るか、無いかで一目瞭然です。
ファンとして小生は、ジャイアンツが勝った負けたで一喜一憂していますが、プロ野球の世界も、違った一面で考察すると、本当に厳しい世界ですね。
上場会社の、バレーやバスケットなどのチーム新設や廃部の場合も、同じでしょう。
昔からの友達で、超一流会社の元重役のS君の話によると、宣伝費を端折(はしょ)るようになると、間違いなく業績が落ち込み出した証拠だそうです。
話は少し逸れますが、宣伝する事は、本当に大切であると強く思っています。
例えば石川歯科でも、当院ではインプラント治療をどのように行っているのか?とか、その予後は?とか、費用は?などを、ホームページ上で説明しています。
このホームページを見た患者さんからの問い合わせが、実際、かなりきているのです。
また、今年の1月に、八王子駅前の東急スクエアで、インプラント説明会を初めて開いたのですが、大変、好評でした。
あらためて、説明を兼ねた宣伝は、本当に大切であると実感しました。
話をプロ野球に戻します。
プロ野球のチーム名は、シーズン中は勝っても負けても、毎日のように全ての新聞に載りますし、テレビにも放映されるのです。
プロ野球チームの親会社が素晴らしい一流会社に見えてくるから不思議です。
ところが辞めてしまうと、いつの間にかチーム名も忘れてしまうし、親会社の名前もすっかり忘却の彼方です。
東日本大震災でも、被害についての間違った報道が、世界各国に伝わっているようです。
まるで日本全体が崩壊したように報道されているのです。
また日本全体が原発の風評被害で困っています。
震災の被害は、日本の限定的な地域であることを、日本政府は声を大にして、一刻も早く、世界各国に発信すべきです。
この事実を世界に向かって早く発信しないと、大変な誤解がまかり通ってしまいます。
外務省には、外国のニュースにでも登場して頂いて、このような誤解を、是非、正して頂きたいです。
そして日本産の食品や工業製品の安全性を、声を大にして、どんどん報道すべきです。
良い意味でも悪い意味でも、宣伝(報道)ほど恐ろしいものはありません。
間違った報道(宣伝)は、会社でも、地域社会でも、本当に潰してしまい兼ねません。

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