院長の独り言 200 ; 東北地方太平洋沖地震について(その3) 日本国民の団結を示そうではないか!
大地震が起きて3日目を向かえた日曜日。
今日もテレビでは、早朝から『東北地方太平洋沖地震』の報道一色です。
新聞も一面から大きな文字で、この地震の記事が踊っています。
私の個人的な感想ですが、思い返すと『予兆かな?』と思うことをありました。
大地震の起きた先週金曜日の2日前である水曜日、治療が長引き、診療が終わったのが午後7時半を過ぎていました。
後片付けを済まして、診療所を出た時、戸外は真っ暗でした。
何時もはこの時間になると、空は真っ暗のはずなのに、その空がいやに明るく輝いていたのです。
よくよく空を観察して見ると、空一面に雲が掛っていて、何時もと違って、その雲が明るく輝いているのです。
『空の雲が変に輝いているぞ。もしかすると天変地異の前触れかも知れない…』と、実を言うと息子と話していたのです。
次の木曜日は用事で新宿に行き、帰途の車窓から見た雲が気持ち悪いほど、低く灰色に垂れさがっていて、一緒に乗っていた家内が『気持ち悪い雲だね。何か天災が起きるかも…』と不安そうにしていました。
そして翌日の金曜日にあんな事になるとは…。
後から振り返ってみて、家中で驚いているのです。
本当に地震雲なんか有るのでしょうか…。
それにしても、被害の凄さに目を覆いたくなります。
亡くなった方、所在不明の方を合わせると、万を優に超えると、テレビ番組でアナウンサーが報道しています。
津波の襲った前の地形の衛星写真と後の写真が、Googleに出ていますが、あまりの変わりように言葉も出ません。
報道写真で見る、海沿いの綺麗な街並みが、水没していて見るも無残です。
それも街全体が壊滅状態です。
原発事故による放射能漏れも心配です。
政府の発表ではハッキリとしませんが、今朝の日経新聞に掲載されている専門家の意見を読むと、もっと深刻な事態になっているようです。
果たして、核分裂はコントロール出来ているのでしょうか?
パニックにならずに、政府や東電の方々の発表を待って、冷静に対処するしかないですね…。
その2でも書きましたが、子育て手当やODAへの寄付金を被災地に是非、迅速に回すようにして、幸い被害に合わなかった我々同胞は、出来るだけの援助をしたいものです。
報道では、地震の規模が訂正されて、マグニチュード9.0 になったそうです。
このM9.0の規模は、M8.8より何倍も凄いのです。
この試練に日本民族は必ず打ち勝つものと、私は確信しています。
行動の時を待つのみと、私は思っています。
今は節電ですね。
あとは出所不明のチェーンメールに惑わされずに、冷静に事態を見守ることです。
被災地のみなさん!必ず日本全国からの支援が届きますから、もう少し頑張ってください!
また、日本国民の行動を世界中の人々は、固唾を飲んで見ているのです。
いざと云う時の国民の団結を見せようではありませんか。