院長の独り言 94 ; 自然を手本に生きていこう!

自然ほど人間にとって神秘的で素晴らしい存在は有りません。

私のように凡人には及びもつかないものでも、周りをよく観察して見ると必ずと言って良いほど人間にとって利用できる色々な素晴らしい物が、自然界に存在しているのです。

昔から頭の良い人は、自然界から学んで新しい物を創り出してきました。

例えば、飛行機は鷲など鳥にそっくりですし、潜水艦はマグロやイルカをそっくり真似したようです。

発明家と言われている人たちは、鳥を見て飛行機を、魚を見て船を造り出したのでしょう。

普段使われているハサミは嘴、色は草花、と云ったところで、自然界からヒントを得て発明した物は数え上げれば切が有りません。

何か新しい物を創りたかったら、自分の周りの自然界を用心深くそして執念を持って観察する事が一番手っ取り早い方法でしょう。

素晴らしい発明品を創り出せるかも知れません。

また、渡り鳥が、暖かくなる季節になると、北方を目指して隊列を組んで飛んでいるところをよく見かけますが、隊列の組み方をじっくり観察すると、大きな鳥か、あるいは飛行機にそっくりに見えます。

これも、渡り鳥が一羽ずつではワシのような大きな鳥に襲われる危険性が有ることから、全員塊まって飛ぶ事で大きな怪物に見せて身を守っているのでしょう。

渡り鳥たちは、そんな行動を取る事を誰にも教わっている訳では有りません。

地球、40億年の自然が為せる業です。

イワシなどの小魚も大きな塊になって大海を泳いでいるのも、敵から身を守っているからでしょう。

何でこんなに素晴らしい自然に満ち溢れた地球がこの世に存在するのか、不思議であり、素晴らしいですね。

この地球に生かされている人間の身体を考えても、頭の天辺から足の先まで一つとして要らないものは有りません。

爪一つでも、歯が一本でも体中の何所かが欠けても不自由になります。

そして地球に命が誕生して、40億年を掛けて、自然によって創造された究極の傑作品が人間ではないでしょうか。

折角、神が傑作品として世に送り出して呉れた『考える葦である』我々人間は、注意しないと行動次第で、良くも悪しくもなる事を十分考えて行動したいものです。

考える事の出来る唯一の存在であると云う事は、両刃とも言えるでしょう。

刃(やいば)は使い様によってはとんでもない事にもなるのです。

自然を良い意味で味方にして生活する事が、小生の残りの人生の目標にしています。

えらそうな意見で申し訳ないです。

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