院長の独り言 364 ; ある日、ある朝、突然に…

2階待合室の患者さんへ、ほんの少しの癒しのために飼育していた熱帯魚が、悲しいかな、死んでしまいました…。
5年あまり元気に泳いでいたのに、本当に残念です。
そして、かなり私に懐(なつ)いていたので、ガッカリしてしまいました。
実は私が餌を与える係だったのです。
はじめは餌を与えても、こんなチビの魚が慣れるわけがあるわけがないと思っていました。
ところが、水槽の端を叩いては餌を与えていたところ、水槽に私が近づくだけで魚がよって来てパチャパチャはしゃぐのです。
小生とすれば、たいして魚に興味が無かったのですが、だんだん魚たちが可愛くなってきたのです。
先日、休み明けの朝、餌を与えていなかったので、さぞかしお腹をすかしてイライラいているだろうと、何はともあれ、水槽に餌を与えに行ったのです。
普段は食事を与えていない時、部屋に入ると、お魚たちは『遅いじゃないか!』と言わんばかりに、水面を叩いて大暴れしているのに、今日はシーンとして静かなのです。
『あれ、変だな?』
と、いつもと違う雰囲気を感じ、水槽にあわてて近づいて、水槽の中を注意深く覗いて見ると、熱帯魚が死んでいたのです。
あまりの出来事に、愕然としてしまったのは、言うまでもありません。
息子をはじめ、スタッフ全員も、シュンとしてしまったのです。
小生が氏子である、国立市の谷保天満宮に、早速、お魚が天に召されるようにとお祈りに行ってきました。
木曜日の平日と云う事もあってか、神社内は静まり返っていて、参拝する人も数える程度でした。
早速、宮司に氏子であることを告げて、お魚への祈りと石川歯科医院の厄払いをお願いしたのです。
宮司は快く、直ぐ引き受けて呉れました。
厳粛な祈りとお祓いをしていただき、気持ちが少し落ち着きましたが、何と言っても、可愛い魚を失ってしまったショックは、当分、尾を引きそうです…。残念!!
良いことも悪いことも含めて、人生、本当に色々な出来事が起こりますよね…。
IMG_0290

Leave a Reply

You must be logged in to post a comment.