クインテッセンス出版より『こうすれば防げるインプラント周囲炎』を刊行しました!

山森翔太先生と私(石川高行)が執筆した本が、歯科関連専門出版会社の最大手であるクインテッセンス出版株式会社より売り出されました。
本格的な発売は10月に入ってからですが、インプラント学会や歯周病関連学会などの直販ブースでは、すでに売り出されています。
特に、口腔インプラント学会では、数十冊も売れたようで、嬉しいというか、関係者各位さまに迷惑を掛けないで済みそうなので、胸を撫で下ろしています。
本の内容は、完全に歯科の専門家(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士)向けですが、初心者にも分かりやすいようにイラストを多用し、主張の根拠となる出典も厳選して載せました。
先日、NHKの番組でも特集されたように、インプラント治療の合併症に世間の注目が集まっています。
インプラントの合併症の中でも、頻出度が最も高いのがインプラント周囲炎です。
インプラント周囲炎は、高い割合で発症し(インプラントの約40%以上の有病率ともいわれています)、一度、発症してしまうと、確実に完治させる対処法はありません。
対処法が存在しないのであれば、予防法を考えるしかないでしょう。
その予防法を、エビデンスの裏付けを確保しながら、イラストで分かりやすく示したのが本書です。
読了後には、ある2つのキーワードが頭の中に残っていたら、私の勝利です(詳細は本書をお読みください)。
インプラント治療は、インプラント周囲炎などの合併症なく経過したのなら、入れ歯やブリッジの欠点を克服できる素晴らしい治療法です。
是非、ご一読頂きたいです。

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