院長の独り言 59 ; 本当に少子化対策は必要なのか?
日本では近年、若い世帯で子供を産まなくなり、人口が減少傾向気味だと騒がれています。
皆さんご存じのように、現政権においても、子育て手当を出す事が予算化されました。
現在の我が国の総人口は1億3千万人余りです。
明治までの日本の人口はコンスタントに、約3千万人強程度だったと記憶しています。
現在の日本の人口は、1億人も多いのです。
本当に日本の人口を政策として増加させる必要が有るのでしょうか。
どういう理由で人を増やさなければならないのでしょうか。
かつての我が国は長い間、3千万余りの人で平和に生活していたのですから、そんなシャカリキに子育て手当何ぞまで支給して、人口をこれ以上増加させる必要が本当にあるのでしょうか。
小生が小学生時代には日本の人口は6千万人と教わりました。
確か、高校生の授業では8千万人でした。繰り返しますが、現在は約1億3千万人余りです。
今の人口で充分過ぎる人数ではないのでしょうか。
このまま我が国の出産を自然に任せておけば、しばらくの間は子供の数が減少すると思いますが、必ず盛り返してきます。
今までも人口が減ってくると揺り戻し現象が起こり、常に3千万前後の人口を保持しているのです。
日本人は賢い民族ですから、国で心配する事は無いと思います。
随分前から、3Kと言って、きつい、汚い、臭い職業が敬遠されていて、外国人労働者に任せたらと云う意見も出ていました。
その理由を、外国から出稼ぎ労働者を募集しなければならない程、日本の人口が少なくなってきたのだと新聞などで報道していました。
しかし、本当は別に外国に頼らなくても、現在の人口で充分に仕事は回るそうで、いわんや、無理に子供の数を増やす事も必要無いと思います。
だいたい、外国人に失礼な話ではないでしょうか。
3Kの仕事を押し付けるなんて。
もし、どうしても3Kの仕事をする人がいないのなら、我が国には世界一のロボット技術が有るのをお忘れですか。
3Kの仕事はロボットに任せてしまえばいいのです。
多分、現在の人口の半分程度になっても、日本は色々な面で全然大丈夫だと思います。
かえって、人と人、子供と大人、青年と老人みなが、人口が少なくなると云う事で日本人としての連帯意識が強まるので、お互いに大切にし合うし、愛おしくもなるのではないでしょうか。