院長の独り言 56 ; 町を捨て、読書に出よう!
自分の知識を豊かにする最大の方法は本を読む事です。
発明、発見をする事は並大抵の努力では上手くいきません。
しかも、自分の気が付かない考え方や方法を探りだす事は、努力だけではどう仕様もないものです。
そう云う時に、最も素晴らしい解答を与えてくれるものが、『本』ではないでしょうか。
知らない事、新しい事を解決して呉れる方法。それは読書をする事です。
本を読めば読むほど知識は豊富になるし、結果、人生が豊かになるし、楽しくもなります。
何事も知っているかいないかで、全然、考え方も複雑化の度合いが違ってきます。
『あの人はあの時にあのような意見を何故、言ったのか?』と云う時でも、色々多角的に考えられますし、行った事の無い場所も、前もって本で読んでいれば、旅行の楽しみも倍増する事、間違いないです。
良く受験で云われる事ですが、A君は理数系向きとかCさんは文系だとか、何とかかんとか言っていますが、小生が思うのですが、受験に強くなる一番良い方法は、文科、理科関係無く、沢山、本を読む事に尽きると思っています。
数学の難問題を解くのでも読解力次第です。
ましてや、国語の問題を解く事は、言わずもがなです。
社会へ出てからも、本を沢山読んでいる人は応用力がついているので、色々な意味で活躍出来るはずです。
読書は喫煙や飲酒と同じで、食事の後につい一服したくなるとか、夕暮れになると、なじみの飲み屋に行きたくなるように、癖と云うか常に本に接していないと、気持ちが落ち着かない感じになってきたら、その人は本屋と腐れ縁になるでしょう。
本屋のおじさんに、ニコニコ迎えられるようになったら、あなたは間違いなく、立派な読書中毒患者です。
しかし、タバコやアルコール中毒とは全くちがって、素敵な中毒です。
私も出来るだけ種々、多方面の本を読むように努力をして、ただ、歯科関係の事だけ知っている『歯科オタク』にならない様に注意しています。