院長の独り言 450 : 白米党
私はご飯と云うと、白米がダイダイ大好きです。
戦後暫くは、麦まぜご飯も口に入りませんでした。
75歳以上の人は覚えていると思いますが、すいとん(ひえなどを練り潰した団子)を小さく丸めて、お米に似せた不味(まずい)食べ物をご飯代わりにして食べていました。
見た目だけはお米のようでしたが、味や食感はトンデモナイまずいもので、全く白米とはほど遠いお米の代用品でした。
暫くして、玄米を7分つきにして、それに麦を混ぜたご飯が出てきました。
まだまだ白米ご飯は食べられなかったのです。
白米が食べられるようになったのは、私が高校生になった頃だと記憶しています。
本当に白米は美味しかった。
それ以来、白米党になってしまいました。
ところが、このごろテレビでも新聞でも白米の悪口ばかりが報道されています。雑穀米と云う身体に大変良い米が出て来たのです。
雑穀米とは、玄米、粟(あわ)、きびなどを混ぜ合わせた米で、健康に大変良いのだそうで、それと比較すると、白米は健康にあまり良くないのだそうです。
しかし、ウチでは私以外は皆、主食は白米も食べますが、よりパンや麺類、白米より雑穀米が好きなのです。
私はホカホカの炊きたての白いご飯がいいのですが…。
ところが、つい最近になって、雑穀米は消化を考えるとあまり薦められないという説も出てきたのです。
一体、主食は何が良いのでしょうか?
小生は誰が何と言おうと、ほくほくの白米です。
おすしの握りに白米以外が考えられますか。
このような馬鹿な事を言うと大笑いされそうですね。
でも、この頃、外人さんも暖かい白米のご飯とみそ汁を美味しそうに食していますね。
世界で一番美味しい主食は、我が国の白米に決まっています。
白米は脂身の強い物やアッサリした物など、どんなオカズにも合いますから。
白米、万歳!!