院長の独り言 449 : 子供の興味はテレビゲームばかり

最近のお子さんは、部屋の中でゲーム遊びをしていて、外で遊ぶことを好みません。

ウチに引きこもって、テレビゲームに夢中です。

さて日本で、初めて家庭用ゲーム機が発売されたのは、1975年のテレビテニスで、アメリカ製の2万円程度だったそうです。

その後の1977年に、任天堂がテレビゲームを我が国で初めて売り出し、そして、同社が次々とゲーム機を製作発売。

現在もこの分野で、日本一のメーカーというより世界のゲームメーカーとして一二を争っているのです。

今日は別にテレビゲームの話をしたいわけではありません。

私の子供の頃のように、今の子供にも外で遊んだり、運動をしてほしいなぁと心から願って書いているのです。

要は、子供達に屋外活動を元気よくやって欲しいのです。

オリンピック競技の陸上や水泳などで、我が国の選手は、素晴らしい活躍を見せています。

その選手達の大活躍に刺激されて、家から外に子供達が元気に飛び出していって欲しいと願っているのです。

ただ昔と違い、家の外は危険があまりにも多すぎるので、私が子供の頃の親のように、子供が外で遊ぶのを、積極的に薦められないのでしょう。

躊躇してしまうのも当然と云えば当然です。

この車社会で、交通事故に遭遇するかも知れないし、子供を食い物にする悪い大人も多く存在するのも事実です。

子供が安心して外で遊べるにはどうしたら良いのでしょうか?

小生が思うのに、変な物に税金を使うよりは、子供の為にお金を使うべきだと常々心から思っているのです。

子供に投資すれば、将来の日本に必ず大きな利益となって返って来るような気がしてならないのですが、いかかでしょうか?

超特大の子供用の運動施設を日本全国各地に作ったり、運動道具を全国の小中学校に大量寄付して、子供達の身体を丈夫にする努力をすべきではないでしょうか。

それこそ今、話題のAI(人工知能)にでも御宣託いただいて、テレビゲームより楽しい運動器具を発明してもらえば良いかもです。

税金をそのような使い方をして文句を言う国民は殆どいないと思うのですが。

外国に援助などする余裕など、今の日本にあるのでしょうか。