院長の独り言 425 ;『男女共同参画社会』なんて、ニホンでは当たり前

近年、学校行事、観光、スポーツなど、親子で楽しんでいる姿をよく見かけます。

自分の思い出としては、オヤジに遊んでもらったのは、戦争前に少し経験しただけです。

ましてや、お袋に遊んでもらったことなど皆無です。

幼児の頃までは、遊んでもらったことはあったでしょうが、記憶には残っていません。

日本が戦争に突入していく寸前でしたので、国民全員が大変な緊張状態にあり、親子で旅行したり、一緒に遊んだりする雰囲気では無かったのも事実です。

何かにつけ、『非国民』と直ぐ避難されてしまうからです。

敗戦後も両親と遊んだことなど一回もありません。

戦争に負けるというのは、本当につらいものなのだと、心の底から感じました。こう言う事を『後の祭り』と言うのでしょう。

当時の日本人全員が、あらゆる面で、もう日本はおしまいだと思ったに違いありません。

私の小学生時代は、私の家族もそうでしたが、ほんの一握りの御大尽は別にして、食べるだけで間違い無く精一杯だったのです。

しかし、不思議な事に、私は思うのですが、少年の時も、青年に成長した時も、日本全体の雰囲気は、今よりおおらかだった様な気がするのです。

国民全員が『おしまいだ…』と思っていなかったのかも知れません。

『かも』ではなく『全然』思っていなかったのではないでしょうか。

その証拠に、その後の我が国の発展を思えば一目瞭然です。

いじけていたら大発展は有り得なかったでしょう。

それも、国民全員で頑張ったからに違いありません。

日本の男性はワンマンで、女性は虐げられていると言われていますが、実際は、そんなことはありません。

男性だけで大発展なんか有り得無いからです。

むしろ、女性の方が強いし、賢いに決まっています。

尻を叩かれておだてられて、喜んで?男は張り切っていたのだと思います。

それでいいのです。

男女が協力したからこそ大成功したのです。

国の発展は、一部の人に任せていては、『ダメよ、ダメダメ!!』