院長の独り言 360 ; 日本インプラント学会の講演を聴きに行くの巻
2月11日(建国記念日)、日本口腔インプラント学会が新宿の京王プラザホテルで開催されました。
石川歯科の2人のドクター(Dr.高行 & Dr.山森)が、講演を依頼されていました。
心配だったので、私も新宿まで聞きに行ったのです。
講演前で緊張している2人に、『聴衆をジャガイモだと思って、普段通りに、リラックスをして喋れ!』とか、かなりイイ加減なアドバイスをひとくさり。
幸い無事に、講演が終わりました。
2人の著書を土台にして、さらに考察が深められていました。
結構、結構。
打ち上げは、若い人だけで邪魔をしないように、私だけ先に帰宅することにしました。
新宿駅から中央線で帰るのですが、プラットホームに上って行ったところ、運が良いことに、特別快速の高尾行きが偶然、駅に停まっていました。
進行方向の一番前、すなわち、運転席の直ぐ後ろに乗ることが出来たのです。
小さい頃、わたしは電車に乗る時、常に一番前に乗って、運転手の行動を必死に見学するほど、電車の運転手に憧れていたのです。
大きくなったら、何が何でも省線(今のJR)の運転手になりたいと思っていました。
幸運にも、乗った場所が十年振りに、運転席の真後ろの電車の一番前です。
進行方向の景色がバッチリ見えるのです。
周りの乗客に心中を感づかれないように、如何にも無関心を装っていましたが、イイ歳をしているのに、内心、久しぶりに興奮してしまいました。
特別快速電車なので、ほとんどの駅を通過していきます。
一直線の長い、長い線路の先を大満足で見ていたので、普段は直ぐに座りたくなるのに、立ったままでも、全く疲れを感じませんでした。
電車の前で、通過する駅やホームにいる人、何処までも続く線路を見て興奮している、何て変なオヤジだと自分自身、内心呆れていたのです。
アッと言う間に下車しなければならない立川駅に着いてしまい、少々物足りない気分で帰宅したのでした。
二人の講演を聞きに行ったご利益と云うことですか…。