院長の独り言 345 ; 葡萄の美味しい食べ方

季節は収穫の秋。
今年の秋は夏が暑かったので、お米、果物など素晴らしい収穫が期待されそうです。
冷夏の時は全ての作物が不作になってしまいます。
水害に遭ったりして、作物が被害を受けた地方もありましたが、日本は広いので全体としては豊作間違いないでしょう。
被害を受けた地区は当然、国が親身になって援助すべきです。
国民同士が助け合えるのが、一流国の証と云うものです。
秋の果物と云えば、リンゴ、梨、ブドウ、柿が定番です。
ブドウは甘酸っぱくて大好きな果物の一つですが、私が子供の頃には『種無しブドウ』はありませんでした。
最初に種無しブドウが出て来たのは、私が中学生になった頃だったと記憶しています。
豆粒のような小さなブドウでした。
今でも、この豆粒のような『種なしブドウ』をたまに目にします。
あまりに小さいブドウなので、当時は5~6粒を一気に頬張って食べたものです。
種が無いので皮ごと何粒も口に入れて食べることが出来、甘い上に面倒くさくないので、それまでの一粒ずつ種を出しながら食べていたブドウよりゼンゼン好きでした。
『品種改良万歳!』と言ったところです。
ところが、大学に入り、山梨出身の友達が従来の大粒の種有りブドウを、種も出さずに当然の如く、ドンドン口に放り込んで食べているのを見て、ビックリ仰天。
『種なんか出していると酸っぱいだけだ』と宣って、『ブドウの食べ方の知らない人間は可哀想だ』との事。
しかし、小生、今もって、種有りブドウは種を出して食べているのです。
確かに、彼が言うように、試しに種の有る、従来の甲州ブドウをそのまま皮だけとって種をとらずに飲み込んでみると、確かに甘いのです。
現在は外国産の大粒の『種無しブドウ』がスーパーや果物店にたくさん並んでいますがね。
おまけに、皮など剥かずに食べられるのもあるので驚きです。
面倒くさくないし、甘くて美味しいし、益々ブドウが好きになっています。
早速、スーパーに行って、ブドウを買ってこよっと!

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