院長の独り言 272 ; 自宅の掃除に明け暮れたお盆休み

7月11日(木)から1週間、お盆休みを兼ねて夏休みを取りました。
1週間も休むので、患者さんには大変な迷惑を掛けるとも考えましたが、節電を兼ねて、休ませて貰う事にしたのです。
ただし、息子を主として、スタッフが順番を決め、急患対策に、ある時間帯のみ、医院で待機する事にしました。
自分としては、この休みに自宅の大掃除をしようと、休む前から決めていたのです。
何しろ現在の家を建てたのが約40年前なので、家中(うちじゅう)、要らない物で一杯になってしまっているのです。
いつかは整理をしなければいけないと思うと、常に頭痛の種でした…。
あるテレビ番組で、掃除の名人が断言していた教訓があります。
『家の中を綺麗に、そして快適に暮らしたかったら、3年間、ホッタラカシにして使用しない物は、躊躇なく処分する!』のが、最大のコツだそうです。
小生、戦争を体験しているので、物を捨てられないで、後生大事に、何でも保管しているのです(本当はメンドクサイからです…)。
今回は、絶対に整理をやり遂げると、家族に宣言しました。
先ず、大学の医局時代から40年間に、溜りに溜った書類の整理を始め、殆ど廃棄してしまいました。
次は、色々な書籍です。
専門分野の医学書を始め、小説、ルポタージュ、百科事典、科学解説書、手塚漫画など、よくぞ、こんなに買ったもんだと呆れるほどの本を、医院の倉庫に運び込みました。
この大量の本は、スタッフの協力の下、整理して図書館でも寄付したいと思っているところです。
本は自宅2階の押入れを、殆ど占領していて、尚且(なおかつ)、部屋にも溢れていたのです。
本を運び出して、あらためて、本の重量の凄さを感じましたが、本の重みで、よくぞ今まで、家が潰れなかったものだと思いもしました。
自宅から殆どの本が消えて、随分、家が身軽になったようです。
そして次に手をつけたのが、写真です。
懐かしい写真が沢山、出てきました。
ここで、ついつい、仕事の手がストップしてしまいます。
独身時代の写真、新婚早々の写真、二人の子供の誕生から幼稚園、小学校と成長していく写真、そして家族旅行の写真を見ながら、家内と当時の思い出話をしていると、仕事が全く進まなくなってしまうのです。
更に、まだ大物が残っていました。
鏡台が二つ、大きな本箱が三つ、箪笥(たんす)が二さお、などなどです。
これらの大物は、整理を始める前から処分するのを、夫婦で決めていたのですが、その中身の整理に、いつになったら入れるのか、心配になってきました。
40年間も住んできた家の整理整頓は、想像以上に大変な仕事であると、身を以って、思い知らされたのです。
皆さんは、自宅の整理整頓をしていますか?

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