院長の独り言 259 ; 日本の女性は、本当に強いですね!
まさかのなでしこジャパン、世界一!!
あの大きな相手を向こうに回して、互角に戦い、体格の差を見事に克服しての優勝は、素晴らしいのひと言です。
その試合の成り行きに、ハラハラドキドキのしっ放しで、勝利した後、グッタリしてしまいました…。
早朝から、テレビ画面を必死に観ていた小生。
1点リードされてしまい、もう駄目かと思ってガッカリしていたら、奇跡の同点!
女子軍団は、本当にたいしたものです。
何とか延長戦に持ち込んで呉れて、ホッと一息。
何時もはグーグー、夢の中の時間帯ですが、今日ばかりは、睡魔などは何処かに吹き飛んでしまったのです。
そして運命の延長戦が始まったのですが、大きなアメリカ人選手を見ていると、日本人選手があまりにもか弱く見えてしまい、ここまでよく頑張ったと、内心慰めの言葉を送っていたのでした。
スーパーコンピューターは毅然として、何が何でも世界一を取り返したけれど、なでしこジャパンには『2位で充分、良くやった!お疲れさん…』と、試合が終わる前から、勝手にひとりごちる始末。
延長戦に入り、またまたアメリカに先行されてしまい、『最早(もはや)これまで…』と、テレビ画面を正視出来ません。
残念だけど、日本の負けを覚悟して、一度はテレビを消してしまい、心の中で『しかし良くやったもんだ!ナデシコは…』と思いつつ、再び布団の中に入った私でしたが、頭が異常に興奮していて寝付く事が出来ません。
布団から起き上がって、恐る恐るテレビを点(つ)けて、目を細め、画面のスコアーを覗いてみると、なんと2対2の同点になっているではないですか!
ここからは俄然、応援にも気合が入ってきたのです(小生が気合を入れても始まらないのですが…)。
我ながら自分の『現金さ』に呆れるほどです。
そんな訳で、同点の劇的場面は、残念ながらライブでは観戦する事が出来ませんでしたが、そんな事はもうどうでも良い事で、その後は『頑張れ!頑張れ!』と必死に応援しまくりです。
何とかPK戦に持ち込む展開になり、ここまで来たら、何が何でも『優勝』のふた文字を心の底から願ったのでした。
結果は皆さんご存知の如く、日本女子は、FIFAサッカーワールドカップで見事、初優勝し、世界の頂点に上り詰めたのでした。
4年に1回の、女子W杯での優勝!
なでしこジャパンの女子軍団、本当に素晴らしかったですね。
心より『おめでとう!』を言わせて貰います。
ところで、小生が女子W杯を観戦していて一番、感じたのは、どんなに強いチームでも、守りに入ると負けに繋(つな)がってしまうと云う事でした。
アメリカは2回、守りに入ってしまい、結果として、その守りの姿勢が敗因になった気がしてなりません。
昔から言われているように、『攻撃は最大の防御である』を、あらためて実感したゲームでした。
なでしこジャパンの皆さま、優勝、本当におめでとう御座います。
そして、大震災でシュンとしてしまっている日本を、元気付けて呉れたなでしこジャパン、御苦労さまでした。