院長の独り言4

今からかれこれ五十年も昔、まだ私が大学生の頃、犬の飼育に凝った時期があり、色々な犬に関する雑誌や専門書を読みあさり、結局、日本犬の王様、秋田犬を飼うことになり、本当に必死に世話をしたものです。

その経験から、今でも動物全般に、強い興味がありますし、昆虫、魚、オウム等、色々な動物にも接してきました。

その中で思うのは、犬に限らず哺乳類など、歯がすべて無くなるとそれは死を意味するということなのです。

人間においては、命が無くなることはないが、総義歯では食べる物もかなり限られてきます。美味しく食べるという欲望が失せがちになるのも事実です。

欧米に旅行すると、硬い肉を食べる機会が多く、総入れ歯の方が旅行自体楽しめないと言っていたのが印象的でした。

一方、インプラントを用いた総義歯は、画期的で、「何でもよく咬めるので、人生をもう一度取り返した。」と患者さんから本気で感謝され、われわれドクターも歯医者冥利につきるというものです。 

写真は、3年前に訪れたモネの愛した庭として有名なノルマンディーの『ジヴェルニーの庭園』です。印象派風な写真(?)です。

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