院長の独り言 103 ; われわれモンゴロイドの社会的定年は、現行の10年先で良い!
モンゴル人種(日本人、中国人、韓国人などのモンゴロイド)は脳の成長が止まるのは、ヨーロッパ人種(イギリス人、ドイツ人、フランス人などのコーカソイド)と比較すると10年位、遅れるそうです。
もう少し具体的に説明すれば、ヨーロッパ人は、20歳前後で大人の考えが出来るようになるのに、モンゴル人はまだ成長過程(未成熟、ネオテニー)にあると云う事です。
モンゴル人種、われわれ日本人もそうですが、大人の考えが出来るようになるには10年位先の30歳前後になってからと言われています。
脳が成熟するのにヨーロッパ人種は20年程度の時間で済むところ、モンゴル人種は30年程度の時間が必要なのです。
別に、モンゴル人種がヨーロッパ人種より脳が劣っていると言っている訳では勿論有りません。
脳の成長に時間が掛ると云う事です。
テレビや新聞などで見ていると、アメリカやイギリスの指導者たちは、日本人の指導者と比較して若いのに驚きますが、人間の成長を生理的に考慮すれば、前者が40歳代であれば、後者は60歳代でも心配ないと云う事です。
勿論、個人差はあるでしょうが。
つまり、日本人などモンゴル人種はヨーロッパ人種より大器晩成の人が多いと云う事です。
我々はどっしり構えて、ゆっくりと自身の成長を楽しめば良いのではないですか。
近頃、話題になっている選挙権を既成の20歳より、もっと早く18歳にする事などは、あまり考えない方が良いような気がするのですが…。
親御さんも20歳位で子供の将来など判断するのはもっての外で、早計と云うものです。
子供の成長をじっくりと見守ってあげるのも親の仕事、焦らない事だと思います。
よく昔の人と比較すると年齢の八掛けがその人の本当の年齢だと言われていますが、これは昔の人ではなく、ヨーロッパ人と比べた時と言い換えるのが正しい表現ではないでしょうか。
石川歯科医院に30年も前から治療に来られている患者さんが次から次に定年を迎えるのですが、皆さんお元気で、とてもじゃないですが、社会的に引退なんかする必要も無い感じです。
一言で云えば、仕事を辞めてしまうのは本当に勿体ないと断言出来ます。
お給料がたとえ少し安くなっても、家族や会社の為に、そして、自分の生きがいにもなるのですから、退職しないで是非続けて働いて貰いたいものです。
生理的にはヨーロッパの人より、10年は定年を遅らせて当然だと思うからです。
色々学んできた40年の経験を60歳で切り捨ててしまうのは如何にも勿体ない気がして為りません。
長い間苦労して積み重ねてきた経験と云う宝物を生かす事が、本人にとっても、社会にとっても、そして、会社にも国にも大変有意義な事ではないでしょうか。
何も還暦なったと云っても、急に老けこむ事もないでしょう。
もし仕事は辞めても、趣味を探して元気に行動すべきです。
われわれモンゴル系は、少なく見積もっても70歳が定年です。