院長の独り言10; 患者層の変化に思うこと
昭和20~23年頃は、以前のブログでも書いたように夜空が澄んでいて、満天の星を東京でも見る事が出来ましたが、東京湾の水の綺麗なことも、また今から思えばビックリするほどでした。
浅利や蛤は取れ放題が当たり前で、鰈(カレイ)も大きくはなかったけれど、網ですくっただけで、バケツ一杯取れたものです。
しかし、甘い物はほとんど食べられなかったので、歯科医院に行った記憶はありません。
丁度、石川歯科医院を開業した昭和47年頃になると、美味しい食べ物がたくさん食べられるようになりましたが、ブラッシングなどあまり熱心に云われていなかった事もあり、どの歯科医院でも小児のランパントカリエス(多数歯の虫歯)の酷さに、非常に悩まされていました。
今、子供の虫歯は本当に減少しています。
一方、平均寿命が延びた為に、歯の欠損補綴を希望される御高齢の患者さんが増加し、入れ歯やインプラントの治療が益々大事になる事と思われます。
我々も心して頑張らなければと思っています。