院長の独り言 367 ; 朝の連ドラ『純と愛』

NHKの朝の連続テレビ小説(連ドラ)を、毎朝、何となく見るようになったのは、私が大学院に入り、アルバイトとしてNHK放送センターの歯科診療所に勤務した縁で始まります。
1966年の事ですが、連ドラは『おはなはん』を放送していて、大変な人気番組でした。
放送時間になると、水道の使用量が大幅に減少するので、話題になったほどです。
そのドラマのヒロインが、マン丸顔の樫山文恵さんで、目がクリっとした愛らしい新人女優で、この一本で全国的な人気者になりました。
樫山文恵さんには、放送センターのホールなどで何度もお会いしました。
勿論、彼女は全然、気がついていない事ですが。
それ以来、朝の連ドラのファンになってしまい、今でも、なるべく時間があれば見るようにしています。
現在の連ドラは『純と愛』で、最終段階のクライマックスに入っています。
主人公のヒロインが頑張って、頑張って、何とか仕事が上手くいきそうになったと思うと、誰かに足を引っ張られて、奈落の底に引きずり込まれると云うのが、このドラマの筋書きです。
最後にどう結着がつくのか楽しみにしています。
先週は苦労しながらも、ヤッと小さな旅館の経営が順調になってきたと思ったら、寝タバコでホテルが全焼してしまいました。
ここにきて、ついに、主人公のヒロイン純が、やる気を失ってしていました。
あと残り一ヶ月で、時間が無いのに、どうやって大団円に纏(まと)めるのか、ドラマながら心配になりました。
ところが、今日(3月2日)の土曜日の放送では、タナボタのように沖縄の別荘を貰ってしまい、あまりの短絡的なドラマの進行にガッカリしてしまいました。
これからのドラマの筋が、このままアッサリと終わらずに、ひと波乱も、ふた波乱も、起きるように願って止みません。
『散々ハラハラさせておいて、これかよ!』とならないように期待しています。
人生、このドラマの筋のように、こんなタナボタの連続なんか、まずありませんよね。
ドラマに文句を付けてもアホですかね。
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