院長の独り言12; 恐竜って虹色だった!?

いま、恐竜ブームです。

かつて地球を我がもの顔に闊歩していた、この生き物のことが全て解明したかの様に、テレビや映画に出ていますが、実はほとんど何も解っていないのが本当のところではないでしょうか。

本当に爬虫類と同じように、体温を調節出来ない変温動物だったのでしょうか。もしかしたら、われわれ哺乳類と同様に、恒温動物であったかもしれません。

現在、恐竜の子孫は存在しないと云われていますが、鳥がその子孫かもしれません。実際、中国では鳥類の特徴を持つ羽毛恐竜の化石が次々と見つかっています。

身体の色調は本当にワニのような褐色であったのでしょうか疑問です。赤とか黄色とかド派手な色をしていたかもしれません。

我々はすぐ先入観に捉われてしまいがちです。

歯科治療にも先入観が入り込みます。古くから行われている、慣れた治療法を選択しがちになるのです。

しかし、新しい歯科治療技術の進歩には、最近、眼を見張るものがあります。昔はインプラントなど、信頼できない治療法でしたが、いまは非常に安定感のある治療方法です。

要はバランス感覚で、今までの方法が良いのか、新技術が良いのか、自分でじっくり考えてから実行するしかないのです。新しい治療法を学ぶことも大切ですが、古くから行われていた方法を確実にこなすのも肝要なのです。インプラントは素晴らしい治療方法ですが、入れ歯はこの世からなくならないのです。

新しい治療法を好みがちな若いドクター達と治療法の是非について、ワイワイ話し合って楽しんでいます。

恐竜

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