院長の独り言 431 ;とうとう喜寿 ‼︎

今年77歳、喜寿を迎えました。

昔から、人生の先輩達は、人生なんか呆気(あっけ)ないもの、アッと言う間に年を取ってしまったと自重気味に言います。

子供の時、一日がなかなか終わらず、年を取る事は膨大な時間がかかるのだと思っていました。

『酒タバコ』何でもオーケーの大人に早くなりたいと思い、大人になればきつい仕事に追われ、早く仕事の無い還暦を向かえてノンビリしたいと思っていました。

ところが、私など、いざ、『喜寿』になってみると、気がついたらあまりの早さで時が経ってしまい、還暦など通過したのも忘れてしまい、アッと言う間に喜寿になってしまった我が人生に愕然としてしまいます。

こんなに時間が経たなければ、人生が終点に到達しないだろうと思っていた子供、青年の頃を思うと、77年なんか本当に短い時間だったと痛感しています。

『光陰矢のごとし』を心の底から実感している今日この頃です。

八王子で歯科医院を開業した43年前、昭和47年の暮れに石川歯科医院を始めたのです。

当時、34歳。

今から思うと、毎日が苦労の連続でした…。

患者さん、スタッフ、そして家族に支えられて、どうにか現在に至っております。

本当に、皆様に感謝しています(涙…)。

その当時の自分の写真を見ると、若いというよりは、子供の様な風貌をしているのには、ビックリと云うより笑ってしまいます。

今回、スタッフが『喜寿のお祝いの会』を催して呉れました。

石川歯科医院に勤めて呉れた先輩の衛生士や助手、受付の女性陣の懐かしい顔ぶれに、久しぶりに会うことが出来て嬉しく思い、当時の様子も蘇ってきて涙が出そうになりました。

これからも、息子を中心に若いスタッフに頑張って貰い、患者さんにいい治療を提供していければと、心から思っています。

あらためて思うのですが、77年の時間の経つのが早いこと早いこと!!

若い人たち、必死に、いまを生きてくださいね!