院長の独り言 420 ;はやぶさ2号の打ち上げ
今週の12月3日水曜日の午後、無事、はやぶさ2号(H2Aロケット)が種子島宇宙センターから打ち上げられ、見事に軌道に乗り、さらに太陽電池パネルの展開、サンプラホーンの伸展、探査機の3軸姿勢制御機能など、重要なシーケンスが正常に行われたことが確認されました。
天候が良くなかったこともあって、延び延びになっていたロケットの打ち上げ。
全国民をやきもきさせていましたが、見事に大空に向かって飛び立って行き、3時過ぎに打ち上げ成功の発表がありました。
このロケットの打ち上げ、時間は1秒の狂いも許されないのだそうです。
1秒ですよ!!
小生の単細胞の頭では、ただただ感心するのみです。
30億キロ彼方(かなた)の小惑星を目指して数年かけて飛んでいくのだそうです。
バッチリ、その小さな目標の小惑星に到着するのは間違い無いそうです。
凄いと言う以外言葉が見つかりません。
この素晴らしい技術、本当に天才的な科学者が大勢、我が国には存在するのですね。
私とすれば、この事実を誇りに思うより、心からビックリするのみです。
私の記憶が正しければ、日本のロケット産業は、糸川博士がおもちゃのような小さいロケットを飛ばすことから始まったのだそうです。
世界中、ロケットの造り方など教えて呉れる国など、当然の事ですが、存在するはずもありません。
それが今では日本独特の技術によって、世界のどの国にも真似の出来ない素晴らしいロケットを作り出してしまったのです。
このH2Aロケット打ち上げの成功を、世界中が掛け値無しでさぞかし驚いていることでしょう。
此処のところ、身体のことを考えて、アルコールを控えていたのですが、今日は仕事を終えた後に大好きな日本酒で、家族と乾杯しようと思っています。