院長の独り言 410;塊炭飴を知っていますか?

みなさん、塊炭飴を知っていますか?
読み方は『かいたんあめ』と読みます。
北海道の石狩炭田の中心である赤平市(あかびらし)に、炭鉱全盛時代に誕生した飴で、北海道のお土産として、戦前から有名です。
この飴の販売地域が狭いので、入手が割と困難なのです。
この飴は全国的な数々の賞を(大臣賞など)、受賞してきたそうです。
塊炭飴の別名を『黒いダイヤ』と呼ばれていますが、本当に石炭ソックリの形と色をしています。
勿論、私は『塊炭飴』なるものを、最近、初めて見ました。
飴を適当な大きさに割って口の中に放り込むと、シナモン味がひろがり、なかなか癖になりそうな味をしています。
飴を殆ど口にしない私ですが、たまには舐めてみたい気を起こさせて呉れそうな飴です。
しかし、非常に硬い食物が好きな私ですが、石炭にソックリで、如何にも硬そうな飴なので、流石(さすが)に歯で噛み砕く勇気は出てきません。
日頃、大変懇意にしている小川修一郎さんの北海道のお土産として頂きました。
小川さんは、つい先日、奥さんと『利尻島』に行かれたそうです。
実に羨ましい!
塊炭飴はその時のおみやげです。
私も北海道には、旅行や所用で何回か行っています。
殆ど道内は行き尽くしているのですが、『利尻島』には行っていません。
じつは稚内に行き、利尻島の姿を遠くからは拝んではいるのですが、利尻はまだです。
その時、船に乗って、島に何とか行こうとは思ったのですが、無理をしなくとも、またの機会にユックリと行けばいいと思い、利尻島に行くのを先送りしたのです。
30年あまり前の話です。
ところが、それから現在まで稚内に行く機会が全く訪れてきません。
あの時、目の前に利尻島が見えていたのに、『行けば良かった…』と、今になって思うのです。
後悔しても後悔しきれません。
小川さん曰く『利尻島は素晴らしかった!』とのことです。
頂いた『塊炭飴』をしゃぶりながら、あの時、行っておけば…と、地団駄を踏んでいるところです。
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