院長の独り言 256 ; 蒸し暑い日には、抹茶で元気回復を
いよいよ暑さのピーク、夏本番。
東京は、朝から30度に向かって、うなぎ上りと言ったところです。
汗が吹き出るくらいなので、身体から水分が蒸発してしまい、血液はドロドロ状態でしょう。
当院のスタッフが茶道の稽古を受けている、阿部治子先生は『石川先生の血はドロドロだそうだから、夏は、これを毎日、飲むのが一番よ!』と、濃い抹茶を、わざわざ冷やして持ってきてくれたのです(院長の独り言 224 ; 日々の生活に新しい発見を…)。
阿部先生曰く、『抹茶は血の流れを良くする』そうです。
抹茶の方が煎茶より、毎日、飲むと、身体を元気付けてくれるとの事。
実際、毎日、抹茶を飲んでいる阿部先生は、実にお元気です。
現在、阿部先生は、当院に通院中。
いつも治療を開始する前に、阿部先生からお茶の話を伺います。
例えば、『お茶の歴史』や『三千家の話』。
また、抹茶には『濃い』、『薄い』と云った飲み方があるとか、『抹茶の効用』などなど、面白い話を伺っているのです。
時には治療の時間より、先生とお茶の話をする時間の方が、長い場合もある位です。
本日のように暑い上に、湿気が強く、空気が淀んでネットリとした日は、患者さんの体調が悪くなる事があります。
一応、猛暑の脱水症状対策に、冷たいお茶を用意していますが、万が一、患者さんの体調が悪くなった場合は、他にも、それなりの対応策を用意しているのです。
寒い冬には、患者さんの要望によって、暖かいお茶を出すようにしています。
また他に、砂糖入りのコーヒーや飴などを置いておりますし、万が一の為に、AED(Automated External Defibrillator;自動体外式除細動器)や、エピネフリンなどの救急医薬品も、怠りなくシッカリと用意しています。
話を『お茶』に戻しますが、煎茶に比べて、抹茶は、その濃い緑色の割に、甘みがあって、老若男女、誰でも口に合うものです。
先日、京都の金閣寺で抹茶を頂いた時、小学校低学年と思(おぼ)しきチビさん達も、喜んで抹茶を飲んでいました。
もしかすると、あれは、抹茶と一緒に付いていたお菓子目当てだったのでしょうか…。