院長の独り言 203 ; 急激な円高なのですから、資源を輸入すれば…
3月17日(木)、朝のテレビニュースを見ていたら、現在、猛烈な円高との事です。
日本がこんな大災害に合っているのですから、アホな私の脳では、円の価値が下がって円安に振れるのではないかと思ったのですが、現実はいま円高です。
世界最大の債権保持国である日本が、この大災害に際して財産を世界中から日本に戻しているようですが、私の頭ではイマイチ理解も納得も出来ません…。
ところで、円高の理由はどうでもいいと思うのです。
私が思うのですが、こんな非常時にも関わらず円高になっていると云う事は、輸出立国である我が国にとっては逆風かもしれませんが、逆に千歳一遇のチャンスかも知れません。
円の価値が上がった訳ですから、早急に原油や小麦、大豆などの資源をどんどん輸入すべきです。
海外から調達しなければならない資源や資材はこの際、形振(なりふり)構わず輸入して備蓄して下さい。
計画を行動に移すに際して、何時も日本は慎重になりすぎて、後手後手にまわる悪い癖があります。
慎重な計画も大切ですが、何時もの調子で用心深く、遅々として行動を躊躇していると、泣きを見る事になりますよ。
迅速に行動しなければならない時もあります。
もうひとつ、此の際ですから言わせて貰えば、以前のブログでも何度か触れましたが、自衛隊の大切さです。
さる国会議員や評論家たちは『日本の国には自衛隊は必要ない!』などと言って、挙句の果てに『自衛隊は人殺しである!』などと失礼な言動を吐いているのです。
そう言っている人たちは、福島の原発事故での自衛隊の決死の行動を見ていて、一体、どう思っているのでしょうか?
何時も自衛隊をけなしている議員や評論家は、その失礼な言動に対して、今こそ頭を垂れている事でしょう。
大津波の災害地でも自衛隊隊員は、被害者の人たちから本当に頼りにされていますし、感謝もされています。
小生は何も出来ません。
ただただ、自衛隊を中心に黙々と救助活動をしている方々に感謝と応援をするのみです。
福島原発で、現在、必死の消火を行っている方々に感謝します。
本日、決死の放水をしてくれた自衛隊の方々、その後、警視庁機動隊の放水車の方々、東電の社員の方々、宜しくお願い致します…。