院長の独り言 303 ; 今年は、お酒抜きの忘年会です

先日、生まれて初めてのアルコール抜きの忘年会を経験しました。
その日はゴルフをプレーした後、ゴルフ場から一旦、帰宅し、ひと休みをした後、定時に宴会場に入りました。
会場であった立川駅周辺は、不景気知らずの大勢の人出です。
乾杯!
掛け声を合図に、生ビールのなみなみ注がれたジョッキをゴクリ。
宴会の始まりです。
20名の参加者のうち、私を除いた全員は、本当に美味しそうにビールを飲みます。
今日は、今年最後のゴルフコンペでした。
プレー後に、毎年恒例の忘年会を行なうと、随分前から決っていたのです。
皆な良い汗を掻いた後なので、羨ましいことに、ビールを一気に飲み干していました。
一方、小生はと云うと、ウーロン茶で小さな声で乾杯…。
小さく溜息を吐いたのでした。
宴会では、今日のコンペの成績の発表もありました。
5位までが表彰されるのですが、ツイテない事に、私は6位です。
一打違いで、賞品を逃してしまい、やけ酒といきたいところでしたが、ウーロン茶では益々気が沈んでしまったのでした。
周りの友達はワインだ!焼酎だ!冷酒だ!と、自分好みのお酒を注文しては、嬉しそうに飲んで大騒ぎ。
Hさん、Aさん、Oさん、みんな酔いが回るにつれて、饒舌になってきました。
『石川さん、痛風なんか糞喰らえだよ!大丈夫だから、少し飲みなさいよ!一年の憂さを晴らさないと、新しい正月が迎えられないよ!』
『少し飲むくらいなら大丈夫、大丈夫!』
などなど、無責任な事を言っては、お酒を勧めてきます。
必死に誘惑から逃れているのに、分かっちゃないね。
内心、飲みたいに決っていますよ。
ブツブツブツ…。
ようやく魔の時間は終了。
我ながら、2時間半の誘惑に、良くぞ我慢出来たものです!
みんなが酔っている中で、自分ひとり素面(しらふ)でいる辛さ。
そして、寂しさが身に沁みた夜でした。
今年も、お歳暮で『越しの寒梅』やボルドーワインなどを頂いています。
でも、来年のお正月は、残念ですが、お酒は口に出来ないでしょう。
少なくとも、春には大好きな熱燗が飲めるようになると良いのですが…。

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